ESG POLICY AND ORGANIZATION
ESG方針・体制

トップメッセージ

本投資法人は、「都市と人間の最適な生活環境を創造し、社会に貢献する。」を理念として掲げる長谷工グループの協力を得て、安全・安心・快適な住まいを提供しております。今後も、働き方や価値観の多様化に伴って変化する住まいへのニーズに応えることで、安定的な発展を図ってまいります。

一方で、近年、気候変動等の環境問題や少子高齢化問題等の課題が重さを増しております。そのような社会的要請に対応して持続的に成長していくためには、ESG(環境・社会・ガバナンス)に配慮した取組みが必要不可欠と認識しております。

ESGに配慮した取組みをおこなうため、本投資法人及び資産運用会社である株式会社長谷工不動産投資顧問では、2022年1月「ESG方針」を定め、同年10月に資産運用会社において「サステナビリティ推進委員会」設立、「マテリアリティ」特定、「環境パフォーマンス目標」設定をおこないました。本投資法人は、ステークホルダーの皆様とも協働しながら、持続可能な社会への貢献に努めてまいります。

ESG方針

本投資法人及び資産運用会社は、社会の持続的発展に貢献するとともに、顧客の利益と満足度の向上を目指すため、以下を「ESG方針」として定め、不動産運用等の事業を通じたサステナビリティへの取り組みを実践して、一丸となって継続的に取り組んでいきます。

1.気候変動への対応

気候変動は当社の事業へ大きな影響を及ぼし得るものと認識し、脱炭素社会への移行および自然災害の激甚化といった中長期的な世界の変化に対しても適切に対応できるよう、社内体制の構築や事業戦略への組込み等の対応に努めます。

2.省エネルギーの推進と温室効果ガスの排出量削減

グループで連携して個別不動産におけるエネルギー使用の削減を図るとともに、再生可能エネルギーの導入等を推進し、温室効果ガスの排出量削減に努めます。

3.水資源の効率的な利用

個別不動産における水資源の過剰利用を抑制するとともに、高効率機器の導入や雨水・中水利用等を推進し、節水に努めます。

4.廃棄物の削減と循環型社会への貢献

廃棄物の3R(リデュース、リユース、リサイクル)を推進し、循環型社会の形成へ貢献するために限りある資源の有効活用に努めます。

5.顧客への取組み

テナント等の顧客が安全・安心・快適に過ごせる空間を提供し、顧客満足度の向上に努めます。

6.従業員への取組み

育児や女性活躍の支援、人材育成、人権の尊重などを通じ、多様な社員が活躍できるよう健康・安全・快適な“働きやすい場所”づくりに取り組みます。

7.コンプライアンスの遵守

法令の遵守、公正な取引、情報管理、贈収賄や腐敗行為の防止等を徹底し、より一層社会から信頼される企業を目指します。

8.ESG関連情報の開示とステークホルダーとの対話の強化

持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に向けて、ESGに関する情報を適時、適切に開示するとともに、多様なステークホルダーからの意見や要望に真摯に対応しサステナビリティの課題への取組みを推進します。

サステナビリティ推進体制

資産運用会社は、「ESG方針」を実践するため、「サステナビリティ推進委員会」を設置するなど社内体制を整備しています。

1.社内体制

  • 代表取締役社長をサステナビリティ最高責任者(以下、「最高責任者」といいます。)とします。最高責任者は、サステナビリティ推進に係る体制を整備し、各種ポリシーや目標、各種施策の立案と実行を統括します。
  • 企画部長をサステナビリティ執行責任者(以下、「執行責任者」といいます。)とします。執行責任者は、サステナビリティ推進に係る体制整備や各種施策の実行を統括します。

2.意思決定プロセス

  • 資産運用会社は、ESG方針を実践するため「サステナビリティ推進委員会」を設置し、サステナビリティに関する各種ポリシーや目標、各種施策を検討し、立案します。
  • 前号において立案された各種ポリシーや目標、施策は、最高責任者が決定します。
  • 目標に対する課題や指摘事項については、原則として翌期の目標に織り込むことにより、継続的にフォローアップを行います。

3.サステナビリティ推進委員会

構成メンバー 委員長:代表取締役社長
委 員:企画部長、リート運用部長、経理会計部長、コンプライアンスオフィサー
事務局:企画部
開催頻度 原則として3ヶ月に1回以上

投資法人におけるロードマップ